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経営ブログ

2018.08.20

故郷釜石に思いを

代表取締役社長 長澤 康夫

   ちょっと大げさかもしれませんが、来年のラグビーのワールドカップのために、昨日釜石に立派なラグビー場が完成したという話題を耳にして久し振りに故郷に思いをはせました。

 私の父は札幌出身ですが仕事の関係で釜石に勤務することになりました。そこで出会ったのが母でして、結婚してその成果物が兄と姉と私でした。釜石には国内で初めて鉄鉱石が採掘されたということで、狭い町なんですが,ほぼその中心地に新日鉄の 工場が鎮座してました。いわゆる三陸は漁業中心の町で成り立っている場所ですが、鉄の工場が煙を上げているちょっと異色な町でした。私の子供の頃は人口9万人ぐらいでしたが今は工場の稼働率が減ったため4万ぐらいかもしれません。

 そんな町に新日鉄釜石のラグビー部隊がいました。高校のラグビー名門黒沢尻工業や秋田工業のメンバーと当時の大学の名門明治大学出身者との見事な調和で釜石はラグビー界のスーパースターになりました。

 私が社会人になって30歳ぐらいの時ですが、釜石は大学のチャンピオンとの戦いで7連覇を しました。最初は日体大、あとは明治に2回、同志社に4回、あの国立競技場で日本一になりました。東芝やトヨタや近鉄、いわゆる大都市でかつ大学のスーパー選手を集めてるところとは違って、人口9万、東北本線から花巻経由で2時間ぐらい、トンネルの多い釜石線 でやっと着く三陸の小さな鉄と魚の町が,もう一つラグビーの町という称号をつけることになりました。

最近は社会人と学生の実力差がつきすぎて日本選手権はあまり盛り上がらなくなりましたが、釜石の後に猛威をふるった神戸製鋼でしたが、ここは同志社出身者が多いので釜石よりはドラマにはならなかったような気がします。

 三陸の大震災からの復興、東北の片隅から日本一7連覇達成したもはや伝説の新日鉄ラグビー、故郷をでてから何も貢献していないわが身を振り返りながら、それでも故郷の誇りを永続させていきたいなあと思いをはせる昨夜でした。

 長島さん流に一言・・・釜石のラグビーは不滅です。