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経営ブログ

2020.07.01

夜の街といってもいろいろありますよね。

代表取締役社長 長澤 康夫

  最近の東京のコロナの発表で「夜の街」といって真面目にやってるところと怪しいところが,一緒になってしまいました。今まで夜の街でお金を使ってきた人間としては,一生懸命働いてるそれこそ夜の街で働いてる人に失礼ではないかと思います。

 学生時代は新宿歌舞伎町、社会人になると仙台の国分町から始まり東京に戻って六本木、さらに札幌転勤でススキノが私にとっての「夜の街」でした。銀座はさすがに個人で飲むには身分不相応で,限りなく新橋に近いところでチマチマとやっていました。

 東京生活で面白いのは住んでいるところや車のナンバーなどで田舎者扱いをすることです。六本木のなじみの店の女の子が「長澤さんて埼玉住まいなのしかも東武東上線だってワハッハ」
そこで私が「じゃあ君はどこに住んでるの?」彼女曰く「私、麻布十番!」ときました。
そこから私の逆襲です。「ところでどこの出身?俺は岩手の釜石だけど」彼女曰く
「私、私は秋田」「なあんだ、おんなじじゃないかよ・・(笑い)」

 夜の街ではいろいろ学びましたがやっぱり人生の投影図とでもいうべきもの、品性とでもいうのか、すごい紳士然とした方が支払いの時に会計する人にお札を投げつけたときとか、官費だと元気な人がいざ自分の金だとめっきり元気がなくなるだとか、いろいろです。

 ホストクラブとかキャバクラしかないのが夜の街になってしまいましたが、早く強力なワクチンでも発表されて昔のように和服のママさんとおでんでもつまむ、そんな正統派夜の街にしていきましょう。

2020.06.22

オーバーシュートとクラスター

                                                                                                     監査役 古川正志

新型コロナ感染症による自粛も6月19日に全国的に解除されそうになってきました.しかし,東京と北海道では思わぬところのクラスターが発生し,まだまだ警戒が必要な状態にあります.

 新型コロナ感染症が拡散していると認識され始めた頃に,盛んに使用された用語にオーバーシュートとクラスターがあります.ある日,テレビで女性アナウンサーが日常ではあまり聞き慣れない用語として説明していました.何気なく聞いていたのですが,そうか,これらの用語は確かに生活の中ではなかなか使用されない言葉かもしれないと思うようになりました.

 オーバーシュートは,理工学部系,特に電気・機械・物理・制御系を卒業した人間にとっては重要な用語です.例えば,部屋の温度を25度に一定にしたいとします.現在の室温が10度とします.部屋にはヒータがあり,このヒータで温度調整をするとします.このとき,エンジニアが考える方法は,温度をどんどんあげるようにヒータの出力をあげていきます.そうするとやがて室温は25度を超えて30度くらいに上がっていきます.この状態をオーバーシュートと呼びます.室温の目標は25度ですから,この時点でヒータの出力を弱めます.そうすると室温は下がり始め23度くらいになったとします.この状態をアンダーシュートといいます.そこでまたヒータの出力を少し上げます.室温は再上昇し26度くらいになります.これは先ほどよりは小さなオーバーシュートになります.ここでヒータの出力を少し弱めて室温を25度にします.こうして部屋の温度を一定にします.この様子は,ゴルフでカップより遠くにボールを飛ばし,それからボールのやや近くにボールを戻し,そしてカップインする様子と共通しています.

 オーバーシュートさせて目標に到達させる技術は大変重要な技術です.このような技術を制御工学と言います.同じような現象は機械の振動制御や電気回路を使用した種々の制御(例えばモータの出力)などあらゆる場所にでてきます.この現象は加速度と速度と変位を表した微分方程式を用いると共通になります.

 ところで,なぜ一発で25度に持っていかないのかという疑問を思うかもしれません.このような制御をクリティカルダンピングといって,実は,この方法は外部からの刺激に対して非常に不安定であることが知られているからです.山の頂上に向かうのに刃物のようなエッジの上をあるいて山の頂上を目指すようなもので,少し,体が揺れたり,風が強く吹くと崖下に落ちる危険をともないます.

 一方,クラスターは15〜20年程前によく使用されていたかと思います.このころ政府や自治体では産業クラスターや地域クラスターといいました.こうしたクラスターは葡萄の房のように異業種の産業が集まる,あるいは,地域の異なる職種の人々が集まって新しい何かを生み出そうというキャッチフレーズでした.古くはクラスター爆弾というのもあります.一つの爆弾から小さな爆弾がいくつも飛び出す殺傷力の無差別な残酷な爆弾です.近年では,インターネットの繋がりを示す指標として使用されていました.15年前くらいから100万サイトも繋がるネットワークにはどのような性質があるかを調べることが熱心に行われました.特に,インターネット上での情報拡散が早いのはなぜかと言う理由が考えられ,そのネットワークの一つとしてスモールワールドネットワークが考えられました.こうした社会的な現象は昔から知られ,この現象を調べる実験として19世紀にはミルグラムがある町からある町迄何人の経由で届くかという実験をおこなっています.

 ネットワークは点とその点をつなぐ線で表すことができます.スモールワールドネットワークはネットワークでは想像より少ない点と線の経路で情報が届きます.そのときにモデルを表すパラメータとしてクラスタリング係数と平均経路数が使用されました.ネットワークの中にはクラスターがありこの密度をクラスタリング係数と言いました.つまり10点をつなぐ線は何本あるかを調べ,これを点の集まりの度合い,クラスター度(クラスタリング係数)としました.10点だとすべてをつなぐ線の数は1024本あるが実際は500本くらいしかないとクラスタリング係数は約0.5となるわけです,実際は,大きなクラスターが少しあり,小さなクラスターがたくさんある構造が多いので,別のモデル(バラバシモデル)も考えられています.しかし,クラスター間をつなぐ少数の線があり(人でいうとあちこちに顔を出す人),情報伝搬を早くします.

 平均経路数は,ある点からある点迄何本の線で到達するかをすべての2点で調べ,その平均をとったものです.クラスターがあるとあちこちに繋がる線がでてきますので経路長が短くなります.ちなみに先のミルグラムの実験では世界の人々は6人で繋がることが明らかになり,これはシックスデグリーと呼ばれ映画にもなりました.

 

 新コロナ感染症では制御のようにオーバシュートさせないことが重要なのでエンジニアの感覚とは異なるものがあります.それでも北海道で1日10人くらいの感染者数で制御しようとすれば,なにか制御方法を考えることができるかもしれません.新コロナ感染症でのクラスターは疫病学の用語ですが,3密を避けて早く皆が笑顔で外出できるようになるといいですね.

 

2020.06.15

『アフターコロナ』

取締役 高橋 俊一

札幌は、新緑の季節を迎えました。まさにベストシーズン突入です。
外を走っていても、めっきり緑が濃くなったのを感じています。本当に気持ちいいですね。
全国的には、梅雨入りし高温多湿の時、今年はマスク着用があるので大変ですよね。
そういう意味でも、こちらは涼しい分、マスクは、しやすいのかも知れませんね。
いずれにしても、新しい生活様式をとりいれつつコロナと共生して経済活動を進めていきましょう。
 
今週からは、プロ野球が開幕します、来月からは、Jリーグも始まりますが、当面無観客試合とのことなので、
TVやネットでの観戦になるのでしょうが、楽しみですね。少しづつ前に向かっている気がします。
甲子園でも選抜の代表校を集めての交流試合が開催されるようですし、中止するだけではなくて、
どうやったら出来るかを考えて先に進む、大人の対応のようなものが必要なのでしょうね。
明るい話題も出始めている中で、やはりなくならないのがネットでの誹謗中傷や自粛警察などです。
これらが厄介なのは、匿名をいいい事に、偏った正義感などがどんどんエスカレートしていくことですよね。
アフターコロナは、本当にどうなっていくのでしょう・・・・・
そんな中、CORONA社(暖房機器メーカー)が新聞に載せた、社員やその家族向けのメッセージが話題になりました。
何とも心温まるメッセージで、誇りを取り戻してほしいものです。
 
これほどまでの新型コロナウィルス感染拡大を予想できていたのだろうか?
たとえこの感染症が終結しても、もはやこれまでの状態に簡単に復帰できるとは思えないですし。
強固な感染症対策を打ち立てるとともに、新たな経済秩序、国際関係、暮らし方を早急に考えていく必要があるのではないでしょうか・・・・
柔軟な発想やリーダーシプ、そしてアフターコロナでピンチをチャンスに帰るのはITのような気がします。
 
早く、コロナを笑い話に一杯飲める日がくることを祈っています。
 さて、天気いいし走るとしますか・・・
 
 

2020.06.01

映画館の再開

取締役 久末 博昭

  コロナ感染症対策・緊急事態宣言で営業自粛になった商売の中で,コロナ騒ぎが終息した後に映画館が復活できるか心配です。外出自粛で多くの市民は自宅で飽きるほど読書やテレビやゲームに時間を費やして,自宅にいるのが嫌になった人が大勢いるでしょう。また映画やドラマをオンデマンドで見る習慣が定着する機会にもなったと思います。こんな時期に敢えて交通費をかけて映画館まで足を運ぶ理由がどんどんなくなってしまいます。競馬場,競輪場,パチンコや雀荘であれば根強いファン層がいて営業再開後にはすぐ客足は戻ると思うのですが,映画館はそれほど固定ファン層がいるわけではなく,営業再開したら観客がすぐ映画館に殺到するとは思えません。 

考えて見れば映画館という施設はコロナ感染防止という観点で見ると,悪い条件が随分と重なっています。密閉された空間に何百人も集まり,並んでおしゃべりしたり,飲んだり,食べたりして,2時間は身動きできずにじっとスクリーンを見続けるのですから良い訳がありません。今まで何の疑問も持たずに映画の世界にどっぷりつかって,非日常の時間を持てる最高のエンターテイメントと思っていた映画館が,コロナ感染症に存在そのものを否定されたような感じでまさにピンチです。 

今回ようやく緊急事態宣言が解除されて営業再開が始まりましたが,映画館に関しては入場制限して四方を空席にして座るとか,入れ替えごとの消毒とか,厳しい条件が付けられています。例えば定員200人の座席を50人でバラバラに占有するとした場合,不人気の映画を上映して客の入りが少ない状況を常に維持するということになり,商売として成り立たなくなる心配があります。 

いつも観客が十数人しかいなかった,学生時代に通った場末の映画館を思い出してしまいます。大事なエンターテインメント施設である映画館を今後も残していくために,映画館と映画ファンが一緒に知恵を絞らねばいけない時代となりました。

 

 

2020.05.20

暗い部屋から一言

代表取締役社長 長澤 康夫

会社がテレワークになって在宅となっていますが、丁度それと同時期に私はマンションの大規模修繕と勝ちあいまして大変な思いをしております。マンション全体が黒いカバーに覆われて、そこを職人さんがあちらこちらへ移動し、外からはタイルを剥がす電動ドリルの音が間断なくしてきます。従って部屋のカーテンは閉めっぱなしでまるで逃亡者のような生活です。

 たまたま輪番制の理事長が回ってきて、今回の大規模修繕の担当となってしまいました。建築関係にお勤めされてた方々が住人にいらっしゃいましたのでそのアドバイスを拝聴して何とか工事開始というところにきたのですが、今回コロナと重なり毎日工事の音を聞きながら生活する羽目になってしまったというわけです。

 マンションの寿命というのは50年ちょっと、最近の超高層マンションは100年ぐらいまでは設計されてるそうですが、やっぱり耐久年月に限りがあります。戦後から75年、インフラと呼ばれるものはみんな古くなりました。我々の先輩が作り上げてきた何とかタウンは次第にゴースト化してきました。とりあえず街が本格的にゴースト化する前に自分のほうがお先にゴーストになってしまうので、我々は何とかなりそうですが、自分がやっと手に入れたこのマンションが重機で破壊される日がいつかは来ると思うと人間の一生なんて小さいものですよね。

 まああまり悲観的になっても仕方ありません。今回のマンションの改修費決定にあたって住民の皆さんの、自分の住んでる場所がいつまでも高い価値があるようにしておきたい、住んでて気持ちのいい環境にしておきたい、という純粋な気持ちが、あと何年住めるかなんて考えずにいい修繕をしてね、いつまでも価値あるマンションにしてね、という温かい応援になったのはうれしいことでした。
ゴーストになるまで頑張るしかないか・・・・

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