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2019.10.10

第3回北海道ドローン選手権

                                                                                   監査役 古川正志

 第3回北海道ドローン選手権が9月28日に旭川市農業センター(愛称:花菜里ランド、旭川市神居町雨紛7)で,旭川ICT協議会主催で開催されました.このドローン大会の目的は,ドローンの操作技術を競うものではなく,ドローンに関する高度なICT技術を競うものです.その競技内容は,牧場に見立てた緑地に乳業,豚,鹿などのイミテーションの風船を配置し,乳牛の頭数をドローンからできるだけ短い時間で計数することです.このためには,

(1)GPSを利用したドローンの自動航行

(2)牧場内でのオブジェクトの自律的な発見

(3)発見されたオブジェクトからの乳牛の形状認識

の3つのICT技術が試されます.競技はこれの技術を細分化して点数化し,その総合点を競います.

 参加チームは,これまでに北海道大学,北見工業大学,北海道情報大学,旭川工業高等専門学校,函館工業専門学校などから毎年約8校チームほどが参加しています.第1回は北海道大学工学部知能機械工学科のチーム,第2回は旭川工業高等専門学校システム制御情報工学科のチームが優勝しています.これまでの大会でも自動航行や乳牛のディープラーニングによる認識などの高度な技術を持ち寄ったチームや,航行は目視で乳牛の計数はパターン認識のチームなど様々な工夫が持ち込まれました.

 昨年は,あいにくの雨の天気の中で旭川工業高等専門学校と北海道大学工学部情報エレクトロニクス学科のチームが高得点の争いとなったのですが,北海道大学のチームが着地点を外れたために旭川工業高等専門学校の優勝となりました.

 今年の大会は,快晴に見舞われた素晴らしい天気のもとで行われました.この天気が勝敗を決めたのですから,面白いものです.今年の参加チームは北海道大学工学部情報エレクトロニクス学科,旭川工業高等専門学校,北見工業大学の2チームと総計4チームで競技が行われました.たまたま,時期的に大学生のインターンシップの時期とぶつかったこと,競技要項の発表が遅かったことが重なり準備をできなかったチームが出てしまいました.この辺は,来年に向けて運営する側の反省となりました.

 今回の大会では,北海道大学と旭川工業高等専門学校のチームは上記の3条件を満たした,完全な自動航行でした.北見工業大学のチームは,航行を目視とし乳牛の計数を自動としていました.ドローンの予行練習は前日で霧雨でした.北海道大学のチームはこの天気に合わせてカメラの感度を調整したプログラムであったため,晴天の当日の天気では画像を白黒画像に直し乳牛の輪郭を確定するプログラムが芝生,乳牛とも光の反射で白くなり,計数できず,高得点を得ることができませんでした.旭川工業高等専門学校のチームは,ほぼ完全にドローンも飛び,プログラムも正常に動いていたので点数が低くなるはずがないはずでしたが,低得点に終わりました.後で,学生に理由を聞くとどうも報告書の乳牛の頭数の記入場所を間違えたかもしれないというものでした.そのため,航行が目視の北見工業大学Aチームが優勝,Bチームが準優勝という結果になりました.自然の影響と人為的なミスが高度の技術を阻害した一面を見せつけられました.

 本大会の,森林や宅地での熊の発見,エゾシカの生息数の計数,など多くの将来性を持つ技術が必要であり,大会の趣旨目的もそのようになっています.

 本大会は来年も開催されますが,私も乳牛認識のプログラムの雛形を配布し,企業の方の参加を募り,北海道地域でのドローン+ICT技術の発展を図りたいと考えています.

                                                        (北海道ドローン選手権実行委員会アドバイザー)

 

 

2019.10.02

『シズオカの衝撃!!』

取締役 高橋 俊一

10月になりました。札幌では、一足早くCool Bizが終了しネクタイを締めて通勤しております。
ネクタイ姿に戻ったと思ったら、暑い日が続いていますよね。それも週末にかけて落ち着くようですが・・・
最近は、めっきり日が落ちて暗くなるのも早くなりました。季節は秋ですね。
 
スポーツの秋といいますが、最近の話題は、やはりRugby Wprld Cupですよね。
先日の、対アイルランド戦の歴史的な勝利には驚きました。いや、むしろ感動すらおぼえました。
日本代表Brave Blossomsの活躍もあり、11/2決勝戦までの一月間、まだまだ盛り上がりそうですね。
各国代表にそれぞれ愛称があるのも面白いですよね。他の競技でも「侍ジャパン」や「なでしこジャパン」等、
いろんな愛称がありますが、Rugbyの場合、自国内だけでなく、世界で使われる愛称になっているのが特徴です。
Newzealand代表の愛称,All Blacksは、特に有名です。
まさにRugbyのグローバル性を表しているような気がしますし、日本代表チームを見ても、約半数は外国の選手が占めています。
当然ながら、代表になるための一定の条件はありますが、日本人と様々な国籍の選手が互いの能力や文化、考え方などを尊重してOneチームで世界に挑む姿は、いろいろな事を考えさせられます。
一般的には、GlobalizationやDyvercity(多様性)などの言葉に代表されるわけですが、スポーツ界を見渡しても、
野球、サッカーだけでなく、NBAのドラフトに日本人が一巡指名される時代です。テニス大坂選手にしろ、
日本の国技の相撲でも外国人力士が番付上位に何人もいるわけですから・・・・・
もちろん、この流れは、スポーツの世界だけではなく日本の社会にも広く浸透し始めていますし、今後、もっともっと
加速するものと思います。言いすぎかもしれませんが、なんとなく日本の社会や経済の行く末を感じさせます。
 
なんて話が大袈裟になってしまいましたが、大男達の威信をかけたぶつかり合い、あのスピードとパーワーは、
見る者を圧倒しますよね。あと一月間、純粋にRugbyを満喫したいと思います。
日本代表のベスト8進出を祈りつつ、Beerをガブ飲みしたいと思います。
 

2019.09.20

カルテット

取締役 久末 博昭

 「カルテット」は,2017年1月から3月まで、TBSの火曜ドラマ枠(22時~23時)からで放送されたドラマです。脚本は坂元裕二,主演は松たか子で、満島ひかり,高橋一生、松田龍平の共演で平均視聴率は,さほど振るわなかったのですが,一部熱狂的なファンを獲得したドラマでした。私も最近新聞の映画批評欄で,このドラマを知りました。DVDを借りて全10話を見終わりましたので,その感想を書きたいと思います。 

 コミックを原作とするドラマが多い中で,これは完全オリジナル作品で,脚本家坂元裕二の代表作になったといわれています。「カルテット」とは主要キャラクター4名がそれぞれ第1,第2バイオリン,ビオラ,チェロの楽器を担当する弦楽四重奏からきています。ストーリーは、秘密を抱えた30代の男女4人がカルテット「ドーナツホール」を組み、軽井沢でルームシェアをしながらプロの演奏者を目指す人間ドラマです。

  ラブストーリー,サスペンス,コメディの要素がからんで,テンポ良くストーリーが展開して飽きさせません。弦楽四重奏がストーリーの根幹なので,随所に美しい弦楽四重奏の演奏が流れ,改めてチェロやバイオリンの音色はいいものだと思いました。出演者の演奏真似ぶりも見事で本当に演奏しているかのようでした。

  四人の男女の会話がストーリーを展開させるので,4人のキャラクターが際立つような会話が,次々と機関銃のようにぶつかり合います。緊張感と先の見えない不安で,この話はどう転がっていくのかが,想像できない面白さがありました。高橋一生が演じる彼は空気を読めないタイプで,妙なこだわりと屁理屈が得意で,こんな奴がいると面倒くさいだろうなと思わせます。松田龍平が演じる彼は草食系男子で,優等生タイプ,まとめ役で料理も家事も得意というイケメンです。こんな奴がいるときっと女性にもてるだろうなと想像させます。満島ひかり演じる彼女は,繊細でありながら,図太く自由に生きようとする女性の強さがあります。松たか子演じる彼女は一見優等生でみんなに好かれるタイプですが,強い意志の人です。

  2人が同時に別々の話を語り合って何の話か聞き取れなかったり,突然の話の間合いが長くなったり,会話の内容とリズムが今まで見たことのない新しさを感じさせました。出演者のアドリブは一切なしで全て脚本通りということですから,脚本家の力量は大したものです。

  4人の男女がルームシェアをしながら,お互いの恋愛感情を抑えて仲の良い友達として,プロを目指すという夢を語りあいます。一方ではアルバイトに,演奏練習に,食事に,買物に,掃除にと,日常生活も淡々と,愉快に過ごして行きます。

最近の若い男女の重くないライフスタイルの理想的な姿を描いているのだと思います。

 

2019.09.10

古くなるのは自分だけではありません。

代表取締役社長 長澤 康夫

昨年から輪番制のマンション組合の理事長を仰せつかりました。すると運悪く2回目の大規模修繕の
段取りが待っていました。組合メンバーに建築関係にお詳しい方がいらっしゃるので理事会のたびに
レクチャーを受けながらひたすら議事進行という羽目になっています。

 私のマンションは築26年ですでに築13年ぐらいには最初の修繕をしていますから今回は2回目ということ
なります。そこでそもそもマンションの寿命とは何年なんでしょう。プロ曰く、まあ50年で60年が限界かな、
今はやりのタワマンで100年、それでは一軒家は何年、まあ25年ぐらいかな、ということでした。

 我々団塊が100歳になったころ、例えば私のマンションは築54年ぐらいになります。まあ生きていない
だろうからいいのですが、はたしてリニューアルの方法はどうするのでしょうか?なんて
考え出すとそもそも道路や橋や堤防や我々の周りの公共的な物は全部同じ問題に直面してる
はず、そのころの税金の使い道は古いものを壊して新しいものを一生懸命作るコストに消えて
行くはずですよね。

 日本の高度経済成長を支えた公団住宅、私も新婚時代に仙台で住みましたが、日本全国の
公団住宅は老朽化し若人は住まない、満員電車で通勤した郊外の一軒家には子供は住んでくれず
廃墟になっていく、・・・まあ嘆いても仕方ありません、きっと街角リニューアル屋さんが現れて大きな
ビジネスにしていくんでしょうが。

 以上、会社の社長としては来年の決算が気になりますが、マンションの理事長としては30年先の日本が
心配になります。でもそういう肩書を離れた個人としては、今夜の酒のつまみが気になります、
ああなんと俺は近視眼的で小さい奴なんだろうと恥じ入るばかりです。理事長なんかやらなければ
良かったということでしょうか。

2019.08.30

昔取った杵柄(その2)

                   監査役 古川正志  

 前回,旭川のフェンシングを見に行った時の練習風景を述べました.このことを昔一緒にフェンシングを行なっていた友人に話すと,私も是非行ってみたいとなり,また,子供達の練習のお手伝いができたらと,再度,出かけました.友人は残念ながらある病気で入院してしまいましたので,結局一人で行く羽目になりました.大学で教鞭をとっていた頃に研究室の片隅においてあったナマズ(フェンシングの道具を入れるギターケースのようなバック)をマンションの押入れから探し出して,担いで行きました.と言ってもナマズには剣が3本ほどしかありませんので,それらにジャージと靴を詰め込んでです.

 緑の田園に囲まれた小さな小学校の体育館へ着くとすでに練習が始まっていました.今回は,人が少なく女性のコーチと3〜5歳くらいの子供が二人,車椅子フェンシングの青年が一人と行った具合です.他に,コーチのお子さんたち周りを走っているような和気あいあいとした雰囲気です.

 コーチから3歳くらいの男の子供のレッスンを頼まれ,久しぶりに拝借したユニフォームを身につけました.眼鏡をつけたままマスクを被ろうとしたのですが,マスクに顔が入らず,仕方なく眼鏡を外してマスクを被りました.視界は,遠くはダメですが近くは輪郭が少しボットするくらいなのでなんとなく大丈夫と思い込むことにしました.

 30年ぶりにフルーレの剣を持ち,サリュー(挨拶)をして初心者向けのレッスンを始めました.練習前は結構やんちゃに見えた子供も,私の会うのが初めての所為か大変素直で驚きました.まだ,初めて少ししか時間が経っていないとコーチが言っていましたが,腕を真っ直ぐに伸ばして相手に剣を向ける練習や,その体勢から相手の胸に左足を蹴って突く動作はなかなか上手でした.何より体が柔らかく動きにバネがあるのに驚かされました.

 ところが2分ほどするとレッスンを取っている私の方が息が上がってきました.子供に少し休もうねと言って1分ほど休みレッスン再開です.また,2分ほど行なって1分休み.10年ほどテニスも止め,運動といえば週1〜2回の3kmほどのジョギングしかしていませんでしたので,そのつけが回った感じでした.10分ほどでレッスンを終え,顔は平常を保ちながら,その実,はぁはぁの体らくでした.

 少し休むとコーチから2週間後に試合なので,子供達とファイティング(擬似的な試合形式の練習)を依頼されました.メタルジャケットを借りて着込み,電気剣にコードを差し込む,久々の感触です.

 3歳くらいの子供と試合のはじめのサリュー(挨拶)をし,開始しました.子供のフットワークが柔らかくバネがあってびっくりしました.2分も続けていると汗が吹き出し,完全に息が上がってきます.なんとか5分ほど続け終えましたが,続けて5歳ほどの子供も依頼され,再度,ファイティングを開始.二人は兄弟だったのですが,お兄さんである上の子はきちんとした構えもでき,フットワークも剣さばきも基本的なものは十二分にこなし,70歳の私にはこの上ない良い相手でした.

 ファイトを終えるとコーチが少し私とやりましょうかといことで2〜3分ほど休みを貰い,再度,ファイティング.8年前ほどにジョギングで痛めた右膝の心配があったので,抑えてなんて思いましたが,つい夢中,1分ほどで右太ももの内側の筋肉にピッツト音がしました.感じではテニスでやった時ほどの音ではなかったので,そのまま継続.足がもつれて2度転倒.でも,30年ぶりに楽しませてもらいました.

 これまでにない経験もしました.それは相手がふっと2度ほど視野から消えてしまったのです.勿論,相手が上手なのですが,こんな経験は生まれて初めてでした.車の運転中だと大変だと別のことを考えました.

 さて,後日談です.練習が終了した時は,太ももの軽い痛みと右腕の手首から肘にかけての筋肉痛を感じるくらいでした.腕の筋肉痛は剣を重く感じたのです.これも初めての経験です.次の日は大変でした.まず,右足の付け根に当たる腰の部分に軽い痛み.両足の付け根がカクカク.両膝の筋肉がピクピク.右のふくらはぎの筋肉痛.両足の太ももの前面がパンパンに張って筋肉痛.つまり,ベットから這い出すのが大変.車に乗り込むのが大変.階段を上るのが大変.これを年寄りの冷や水と言うんだとつくづく感じた次第です.

 一緒に練習した子供達.是非,2週間後の試合では全力を出して下さい.また,時間が取れましたら練習を見に行きます.

 

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長澤 康夫代表取締役社長長澤 康夫
高橋 俊一取締役高橋 俊一
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