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経営ブログ

2010.08.23

月曜病対策

代表取締役社長 長澤 康夫

 役員ブログを5人で順番に書いてますが、自分の番になるのが思ったより早く来ることに最近は恐怖感(?)を感じるようになってきました。それでも弊社を訪ねて頂いたお客様から、HP読みましたよ、と言われますと有難いやら恥ずかしいやらですが、やはりまた書かなくっちゃという勇気(?)が沸いてきます。

 私は昭和22年生まれの団塊世代です。先日のお盆に墓参りをしてふと思い出したことがありました。それは私の小、中、高の12年間になんと一度も学校を休んだことがないという皆勤賞少年の自分のことです。両親が共稼ぎでしたので平日は家にいても誰もいなかったからなのか、お袋が厳格で休みをとらせなかったのか、勿論中途の早退はありますが、私の自分史のなかではちょっとした自慢ネタといえます。

 しかし成人して外資系の会社のサラリーマンになりましたら、今度は逆に休暇をとらない、というか、取れないような計画性の無い社員は一流じゃないと教えられました。あのお袋に作ってもらった私の自慢ネタはまったく評価されない、どちらかというと逆評価される会社に入ってしまいました。休暇は計画的に取得し、社内外の研修にはたくさん出席してスキルを磨き、かといってお客様とは密接なるコンタクトをとり、結果的には素晴らしい成果を出す・・・理想的にはこんな社員像でした。

 人生どんなことになっていくのかはなかなか予測がつきにくいわけですが、どちらの価値観とも違う、単純で明快な症状は、やっぱり月曜病とでも呼ばれているものでしょうか。何とはなしの休日明けの憂鬱さ、もっといえばあの夏休みの最後の宿題に落ち込む気持ちと似通ったものが出社を躊躇させる気持ちとでも言いましょうか。月曜日に不調を訴える人の多分半分ぐらいはこの人たちで、有給休暇をそれこそ無計画に無駄に消費しているといっても過言ではないでしょう。

 このいわばストレス行動を解決するには、お袋が教えてくれたような、とにかく朝はなにがあっても出勤するものという皆勤賞的アプローチ、あるいは、休暇は計画的であってこそ意味があるという外資系的アプローチ、どちらでもいいと思いますが、仕事の憂鬱さから解放される方法論として月曜病の皆さんに参考にしていただけたらいいなあと思い書いてみました。

 追伸ですが、もう一つのアプローチを忘れていました。ゴルフに関してのみはどんなに前回まで不調でも、今日こそは良くなる、という大きな勘違いとでもいうか、ある種の錯覚が働きますが、この気持ちこそ仕事に生かしたらいいかもしれませんね。

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