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経営ブログ

2024.02.26

明日という日

取締役 加藤 哲也

つい先日正月だったと思ったらもう2月も終わりが近づいて、つくづく時の移ろいは早いものだなと感じてしまいます。
日常に追われていると明日という日は当たり前に今日となって訪れますが、最近読んだ小説にこんな一節がありました。

今日が、少しずつ、昨日に近づいてゆく。
生きて来たすべての時間を、こうして昨日に変えてきた。
そうやって今日を昨日にしなければ、明日という日もやって来ない。

日常に追われていると、出来れば今が早く過ぎ去ってほしい、今日が早く終わってほしい、特に嫌な事や面倒な事が続いていたり、心身が疲弊しているとそんなことを思ってしまうものです。
ともすれば明日に期待するあまり、無為に今日を過ごし、気づいたら今日が昨日に、明日が今日に変わっていて、そうしているうちに時が過ぎ去っています。

この一節を読んで感じたのは、人間誰しも平等に時間があり、平等に時間が過ぎていき、無為な一日も有意義な一日も同じ一日という時間軸ですけれども、その意味合いは人それぞれで、どうなるかわからない明日に過度に期待するよりも、自分が生きる今、今日という日を懸命に生きていなければ期待する明日もやって来ないのだなということです。

当たり前の明日を迎えるために、今日という日をしっかり考えて過ごしていきたいと思います。

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