HOME  > 経営ブログ > 監査役 古川 正志 > ウルトラマン

経営ブログ

2023.12.04

ウルトラマン

監査役 古川 正志

先日、たまたま何気なくかけたBSテレビの「シン・ウルトラマン」の放送を懐かしさのあまり見入ってしまいました。最近「シン・ゴジラ」のように「シン」をつけた映画のCMをテレビで見ましたが、当初はカタカナの「シン」の意味が理解できませんでした。大分時間が過ぎてから「シン」が新の意味であり、昔のドラマのリメイクと分かりました。それなら漢字を使えばいいのにと思うのは、私が歳をとったせいなのでしょうか。

私が知っているウルトラマンは、次のような感じです。何らかの原因(例えば宇宙人の地球征服や公害)で巨大怪獣が現れ、その怪獣に完全と科学特捜隊がサンダーバードのようなビークルで立ち向かいます。しかし、歯が立たず、そこで隊員の一人がリモコンのような棒(ベータ・カプセルというそうです)を発火させてウルトラマンに変身するというものです。ウルトラマンはしばらくプロレスのような戦いを怪獣と行いますが、突然、胸の赤いカラータイマーが点滅します。このカラータイマーはウルトラマンが残り3分しか余力が残っていないことを示し、そこでやや劣勢だったウルトラマンが必殺の光線を十文字に組んだ腕から発射し、怪獣は何故か爆発してウルトラマンが勝利します。そこで、ウルトラマンはシュワッチといって空の彼方に飛んでいきます。

この間、時間にして30分ですが当時高校生だった私はドキドキして毎週日曜日の午後7時を楽しみにしていました。ウルトラマンが発する光線はスペシウム光線と呼ぶのですが、今、何気なく考えると宇宙のスペースとウラニウムのような物質につけられているニウムを合成した合成物質のネーミングだと気づきました(調べていませんが、この推論は間違っていない)。当時のセリフには一見科学のように聞こえる用語がたくさん出てきたので、私も物理か科学の学者になろうと思った気がします。

ところで「シン・ウルトラマン」に戻りますが、最初に何匹(何体?)かの怪獣を退治した後に、延々と話が続きます。全体では2時間のストーリーでした。ストーリーの良し悪しとかではなく、やはりウルトラマンは1)怪獣の出現、2)科学特捜隊の出動、3)ウルトラマンの出現、4)シュワッチ、なのです。これで30分の胸をときめかす私にとっては十分なストーリーなのです。そのため、「シン・ウルトラマン」の2時間は私にとっては間延びしてしまいました。これも若い頃の時間てっきな習慣なのでしょうか。

経営ブログ著者一覧
澤田 知宏代表取締役社長澤田 知宏
成田 輝満取締役成田 輝満
加藤 哲也取締役加藤 哲也
古川 正志監査役古川 正志

月別アーカイブ

過去の記事一覧

  • RSS FEED
  • RSS FEED
  • ビジネスパートナー募集