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経営ブログ

2014.06.30

人手不足

代表取締役社長 長澤 康夫

  今年は求人難の話題が多い気がします。建設土木、運転手、飲食店・・・などなどですが、我々IT産業も気が付いたら
人手不足状態に陥っています。アベノミクスやオリンピックやら投資が盛んになればなるほどどんな世界でもITは付き物(?)ですから
我々の業界の需要は増大していきます。しかし人手といっても一体何が不足なのかを今日は考えてみたいと思います。
 
  これは一般的なのかそれとも私個人の偏見なのかわかりませんが、もともとITを志す技術者はどちらかというと団体行動は苦手で一人でコツコツとやるタイプが多いと思われます。いわゆる体育会人間とは対極に位置する人間が多いのではないかと思っています。
そんな中でプロジェクトを組んで一つの大きなシステムを構築しなければなりません。そのためにはリーダーが必要です。IT業界風にいうとPMというプロジェクトの生産性、品質、コストを統制していくリーダーの手腕に大きく運命が左右されていきます。

  そのために若き日はPGを経験し、中堅の時代にはSEとなってシステムを設計していき、やがて全体を見渡せるPMへと成長していく筈なんですが、いくらベテランになってもスーパーPGでいたい人間や、いつまでも熟練SEでいたい人間も多いわけですから、必ずしもPMが時間とともに自然発生的に増加することにならないので問題は大変やっかいです。まあいいプロ野球選手がいい監督になるかどうかはわからないのと一緒なのでしょうが、我々のようなソフト会社が下請け、孫請け構造から脱皮できるかどうかは、まさにPMを出来る人間をいかに多く育てるかにかかっているのは間違いのないところなんでしょう。

  私は営業育ちなので次元がちょっと違いますが、若き日にはただひたすら飛び込んでいって一方的に商品説明をしていた時代から、少しはお客様の事情を理解して提案内容のレベルを上げていった時代へ、最後には自分の会社の強み、弱み、お客様の本当の事情などをとにかく事実を冷静に分析していき、さらにこの競争には必ず勝つという信念というか錯覚を持ち続けながらチームを引っ張っていける営業になりたいと思って努力していました。

  というわけでテーマに戻りますと、多分これから本当に不足していくのはいわゆる人手とは簡単に表現できない人種で、志の高い指揮官、業界ですと責任あるPMのような、まさに兵隊よりも士官なのではないかと思っていますがいかがでしょうか?

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