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経営ブログ

2026.10.05

「早めの相談」が仕事を前に進める

取締役 小林 寛展

仕事を進めていると、自分だけでは解決が難しい問題に直面したりすることがあります。

これは経験や立場に関係なく、誰にでもあることだと思いまし、
私自身も、日々の業務の中で判断に迷うことが沢山あります。
振り返ってみると、年齢や経験を重ねることで悩みが少なくなったというより、
悩む内容が変わってきたように感じます。若い頃は、自分自身の仕事の進め方や
技術的なことに悩むことが多かったのですが、立場が変わるにつれて、
プロジェクトや組織、人材育成、メンバーの健康や働く環境など、
より広い視点で判断に迷う場面が増えてきました。

中には明確な正解がない問題もあります。
そのようなときは、周囲の意見を聞いたり相談したりすることで、
自分にはなかった視点に気づかされることがあります。
また、私は自分と同じ考えや賛同する意見だけではなく、自分とは異なる意見や、
時には耳の痛い意見にも耳を傾けることを大切にしています。
経験を重ねるほど、自分では気づかないことや、見えにくくなることもありますので、
率直に意見を伝えてくれる人の存在は大切だと感じています。

もちろん、自分で考え、解決に向けて行動することは重要です。
一方で、「もう少し自分で考えてから」「もう少し様子を見てから」と
問題を抱え込むことで、解決が難しくなることもあります。
相談することは、「自分では解決できない」と伝えることではありません。
問題を早期に共有し、より良い解決策を見つけるための行動だと考えています。

そして、相談を受ける側の姿勢も重要です。
相談されたときには、まず話を聞き、何が問題なのかを一緒に整理する。
可能であれば、必要に応じて考え方や判断のポイントを伝えることが、本人の成長にもつながります。

「まず自分で考える。そして、必要なときには早めに相談する。」
「相談を受けたら、まず聞き、一緒に考える。」

相談する側、相談を受ける側の双方がこうした意識を持つことで、問題の早期解決だけでなく、
率直に意見を交わせる組織づくりにもつながるものと考えています。

2026.09.28

役員ブログとは

相談役 長澤 康夫

 初めて会社のホームページを作るときに議論したのですが、それはホームページの内容の鮮度を保つ方法でした。
 その頃の世の中にあったホームページは5年ぐらい前に行われた社員運動会の内容を掲載していかにわが社は社員を大事にしてるかと自慢げにPRしてたもんです。そこで我々が考えたのが毎週なんでもいいから順番に役員が書いて鮮度を維持しようということでした。テーマはバラバラでいいから各自の関心事を自由に書こうということで始まりました。
 おかげさまでその思惑は実現してちょっとした会社の変遷を知るには比較的鮮度の高い貴重な研究材料になってるはずです。

 そんな観点で今週の私個人の時代の鮮度を表すようなテーマは「右傾化、過激化」でしょうか。
 具体的には、移民流入阻止、自国内利益優先、国際協調否定など私のような戦後教育に育てられた世代からはとても恐ろしい話題が多くなってきています。世界にはいろいろな人種や文化があっていい、しかもそれぞれは尊重されて民主主義のルールで生活する・・なんぞと教え込まれた昭和世代、特に戦後すぐに生まれた我々団塊の世代にとっては、戦争も知らず、平和主義者として経済成長ばかりを考えてきた天罰でも下る時代がやってくるのかもしれません。しかもこれからは無人の殺人兵器が我々市民を襲ってくる恐ろしい時代がすぐそこにあります。
 これからの時代は新しい良識が問われる、消費税が2年間1%になるからうれしいでしょう、なんて政治家から問われる低次元の世界ではなく、人間の根本をなす良心とか道徳観とかきわめて高い次元の目標をもって新たなる日々を志高く行動していきたいもんですよね。

2026.09.14

フェンシング・マステー ジャック・ピケ先生

監査役 古川 正志

 1976年の9月から1年間、コーネル大学工学部機械航空工学科でリサーチアソシエイトとして、NSFに支援を受けた射出成型プロジェクトの一員として働いていました。主な仕事は、射出成型によるプラステックス製品を設計から作成まで一貫した流れでCAD/CAM化する中で、プラステックス金型のデジタルモデルを作成するソフトウェアの開発でした。

 コーネル大学で働くようになって間もなく、コーネル大学はフェンシングの全米の拠点として1970年頃からPhysical Educationの大学院の専攻を設置し、そこで多くのフェンシングの専門家を育成していることが分かりました。また、大学内にはフェンシングのクラブ(チーム)もあり、そこで大学院の教員がコーチをしていました。このクラブは、夜は市民にも開放されていて、私のような一般人もレッスンをとってくれました。

 幸いに私の働いていた学科の建物はフェンシングが行われている体育館(ジム)と徒歩5分くらいでしたので、毎週1回仕事の合間を抜けて練習に通うようになりました。その時に私のレッスンをとってくれたのが、フェンシング専攻の准教授だったジャック・ピケ先生です。

 レッスンは基礎から始まり、すぐに前進・後退を行いながらいわゆる打ち込み(指示に従って相手を突く、あるいは防御する)をするレッスンに変わりました。当初は体力がなく、スピードはテンポが速く軽快なリズムがあり慣れませんでしたが、2~3カ月ほどで体がついていくようになりました。

 最近になって日本のフェンシングはオリンピックや世界選手権で好成績を収め、時々スポーツニュースでも報じられるようになりました。そのニュースを見ているうちに当時のジャック・ピケ先生はどのような先生でキャリアなのだろうとふっと思い、調べてみました。以前にもWEBで調べて見たのですが、コーネル大学に教員として働かれていたという情報が出てくるだけで、詳細は不明でした。でも最近の検索はAIモードで調べるとわずかなキーワードでも世界中の情報を調べてくれます。

 そこで分かったのは以下のようなことでした。

 彼はフランスのパリにある「国立スポーツ体育研究所(INSEP:Institut National du Sport, de l'Expertise et de la Performance)」のフェンシング部門を卒業し、正統な「フェンシング・マスター(Maitre d'armes)」の国家資格を取得している(Jacques Piguet, Fencing Master of the National Institute, Paris(パリ国立研究所のフェンシング・マスター))。パリ国立研究所はフランスが国を挙げてエリート指導者やアスリートを養成する最高峰の機関です。

  アメリカの「American Fencing Academy」においては、生徒(卒業生)としてではなく、教官(指導陣)として立ち上げから深く関わる。アメリカン・フェンシング・アカデミー(AFA)とは、1972年にコーネル大学内に設立された、アメリカ史上初の「プロのフェンシング指導者を養成する2年制の全日制専門アカデミー(大学院レベル)」です。フランスの最先端の指導技術を持つピケ氏は、創設者ジャン=ジャック・ジレ氏らと共に、このアカデミーの常任指導スタッフ(Staffed Master)に就任しました。ここで多くのアメリカ人指導者を育成し、アメリカのフェンシング界のレベルを底上げする側に回っていました。

  1990年代にはフロリダに移りフェンシングを教えていたことが分かりました。その時の様子が地元の新聞に掲載されていて、その内容は、フェンシングマスターのジャック・ピケ氏が指導風景の中で、フェンシングを「精神と肉体を駆使する、チェスのようなコンプリート・スポーツ」と表現した様子を報じました。記事では、ピケ氏が選手たちに高速な攻防の中で戦略を先読みする重要性を説く姿が描写されています。

  分かったことはこれぐらいなのですが、フランスのプロのフェンシングコーチにレッスンをとってもらったことは今も私の人生の大きな財産となっています。私はその3年後に英国イーストアングリア大学に訪問教授(Visiting professor)として1年間働くことになったのですが、その時も大学のクラブに参加させてもらい、フェンシングは仕事の大きな息抜きになりました。

2026.09.07

仕事の「型」を越えて、新しい価値を生み出す(守破離・第2回)

専務取締役 加藤 哲也

前回は「守破離(しゅはり)」の「守」、つまり「圧倒的な基本の土台(型)を身につけることの大切さ」についてお話ししました。

今回はその続きとして、「守」を徹底的にマスターした先にある「破(は)」と「離(り)」のフェーズについてお伝えします。
皆さんが自分らしく成長し、会社や組織全体を巻き込んで新しい価値(イノベーション)をどう起こしていくか、というお話です。

「破」:型を理解しているからこそできる、本質の「Kaizen」

「守」によって基本の型が体に染み込んだら、次はいよいよ「破」のフェーズです。身につけた基本をもとに、自分なりの改善や工夫を加えていくステップに入ります。

ここで誤解してほしくないのは、「破る」とは「これまでのルールを無視して勝手にやる」ことではない、ということです。
基本(型)の目的やルールの「本質」を深く理解しているからこそ、初めて、
「このプロセスをこう変えれば、チームの効率がもっと上がるのではないか」
「この画面構成の方が、ユーザーの操作性が良くなるのではないか」
といった、本質的な「Kaizen」のアイデアが生まれます。

型をなぞる段階を越え、自分の頭で考えて実践し、アップデートしていく。「新しいツールで業務を効率化できた」「当たり前だった手順を見直したら、抜け漏れがなくなった」といった素晴らしい「破」の報告を耳にするとき、私は皆さんのことを本当に頼もしく思います。

「離」:組織を巻き込み、次の「型」を創り出すイノベーション

そのさらに先にあるのが「離」です。
「離」とは、これまでの枠組みから一歩抜け出し、独自の新しい価値やルールそのものを生み出すフェーズ。これこそが、ビジネスにおける「イノベーション」です。
ただし、組織における「離」で最も大切なのは「自分ひとりのスタンドプレーで終わらせない」ことです。

本当の「離」とは、自分が切り拓いた新しい成功パターンを「次の世代のための『新しい型』」として共有し、組織全体をアップデートしていくプロセスを指します。
あなたが起こした変化が、次の世代の「守(基本)」となり、それを学んだ後輩たちがまた新しい「破」や「離」を生み出していく----。
イノベーションは大げさなものばかりではなく、こうした小さな変化の積み重ねで十分です。この「バトンタッチの循環」こそが、組織が成長し続けるための強力な原動力になります。

変化に挑戦するあなたを、会社は全力でバックアップします

皆さんが「守」をやり遂げ、次の「破」や「離」へと一歩踏み出そうとするとき、それを全力で応援し、バックアップできる会社でありたいと考えています。「もっとこうしたい」「新しいことに挑戦したい」という熱意を誰もが発揮できる風土を、これからも作っていきます。

だからこそ、いま「目の前の基礎が地味だ」と感じている人も、どうか安心してください。
目の前の「基本」に誠実に向き合い、やり抜こうとする姿勢は、周囲からの圧倒的な「信頼」へと変わっていきます。
その信頼があるからこそ、いざあなたが「破」や「離」に挑戦するとき、周りのメンバーが安心して背中を押してくれ、会社も大きな裁量を託すことができるのです。

焦らなくて大丈夫です。
まずは今、目の前にある「型」を徹底的に磨き上げてください。
近い将来、あなたにしか吹かせられない新しい風に出会えることを、心から楽しみにしています。

2026.08.31

どんな時代が来るのかな?

代表取締役会長 澤田 知宏

 ひょんな事から知人達が開催するライブに参加する事になり、
なんと45年程ぶりに人前で演奏してしまいました。
「昭和のおじさん」スペシャルゲスト?で飛び入り出演でしたが、
お誘いを受けてから1ヵ月足らずで仕上げました。
さすがに昔の様には声も出なくなり、指も動かなくなりましたが、
何とかギターの弾き語りで数曲歌いあげて来ました。
勿論無料ライブです。(お金なんかいただけません・・・)
それでも、それなりに楽しい時間を過ごす事ができて、
青春時代が少しだけよみがえりました。
 昭和50年代を青春真っ只中で過ごして来ましたが、当時流行っていた物の一つに
「インベーダーゲーム」がありました。
ほとんどの喫茶店に設置されていましたので、コーヒー1杯だけで入り浸りましたが、
コーヒー代をはるかに超えるお金をゲームに使っていました。
 高度経済成長から安定成長期への移行期でしたが、
歌も「反戦歌からLove and Peace」へ、
「フォークソングからニューミュージック」へと時代が変わって行った頃でした。
 たぶん弊社社員の7割強の人たちは知らない世界だと思います。
昭和の終わり頃から平成初期にお生まれになった方が多いと思われますので、
まさに「バブル崩壊」前後の頃にお生まれになったのでしょうね。
 昭和と言えば、なんと昭和元年から丁度100年が経ちます。
色々な事や物が時代と共に変わって来ましたが、
ライブ当日は少しだけ青春時代を振り返り、時代の変化を再認識した夜を過ごして来ました。
 これから、どの様な時代に変わるのか?、どんな時代が来るのか?
できればこれから、若い世代の人たちに向けて、もっともっと良い時代になります様に・・・。

経営ブログ著者一覧
澤田 知宏代表取締役会長澤田 知宏
成田 輝満代表取締役社長成田 輝満
加藤 哲也専務取締役加藤 哲也
小林 寛展取締役小林 寛展
古川 正志監査役古川 正志
長澤 康夫相談役長澤 康夫

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