しばらくのんびりすることに慣れてしまった我々には机だしの任務
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2026.08.03
2026.07.27
「人の命は地球より重い」と言われます。それで、地球の重さはどれくらいなのかを計算してみました。
地球の重さを計算するのには、高校あるいは大学1年で教わる重力のための以下の二つの計算式が必要になります。
(1) 地球の自転により生じる遠心力の影響
(2) 二つの物体は常に引き合うという万有引力
早速、順にこの二つを計算していきます。まず、地球の自転により生じる遠心力の影響です。コリオリの力を述べた時に一度計算したのですが、再度、計算します。地球の半径をRとします。また地球上での現地点Pでの緯度をαとします。ここでは地軸を垂直とします。そうすると現時点Pでの地軸からの距離はR・cosαとなります。遠心力は物理を学んだ人には強制的に
遠心力=質量x半径x角速度の二乗
と公式を暗記させられます。地点Pでの物体の質量をm、地球の自転の角速度をωとしますと
遠心力=mRω↑2・cosα
となります(↑はべき乗計算)。地球の中心に向かう力は、地球の中心から地点Pに向かう力Fxとその垂直方向の力Fyに分解します。そうすると地球の中心に向かう力は
Fx = 遠心力x sinα = mRω↑2・cosα・sinα
となります。角速度ωは、地球の一周分の角度360°をラジアンで表した2πを地球の一周時間24時間で割ると計算できます。一周時間を秒(sec)に直して計算すると各速度ωは
ω = 2π/(24x60x60) = 7.27x10↑-5 (sec↑-1)
となります。地球の赤道半径は、調べるとR = 6.4x10↑6(m)と分かりますから
Rω2 = 3.4x10↑-2(m/sec↑2)
が得られます。従って、遠心力による重力に影響する力をFrとすると
Fr = 3.4x10↑-2 m・cosα・sinα
であることが分かります。
次に、万有引力(Universal Gravitation)Fuを考えます。万有引力は二つの物体Mとmの質量に比例し、距離の2乗に反比例すると大学1年で暗記させられます。従って、
万有引力=比例定数x M x m/距離の2乗
地球の質量をM、比例定数をGとし、距離に地球から地点Pまでの距離=地球の半径Rを当てはめると
Fu = GMm/R↑2
になります。
地球上の重力による力Fは、
重力=地点Pでの物体の質量x重力加速度
ですから、重力加速度をgとすると
F = mg
なります。ここで、近似値を用いてg = 9.8(m/sec↑2)を使用します。
準備ができましたので、地球の重さMを計算します。重力は、万有引力から遠心力による力を引いたものに等しいので、
重力=万有引力-遠心力による力
で計算できます(遠心力による影響は回転軸から外に向かう力なのでマイナスになります)。従って、
F = Fu-Fr
となります。先ほど求めた式を代入すると
mg = GMm/R↑2-3.4x10↑-2・m cosα・sinα
となります。両辺をmで割ると
g = GM/R↑2-3.4x10↑-2 cosα・sinα
で、これから
GM/R↑2 = g + 3.4x10↑-2 cosα・sinα
がもとまります。従って、
M = (g + 3.4x10↑-2 cosα・sinα) R↑2/K
が得られます。分子のg + 3.4x10↑-2cosα・sinαを見ると、g = 9.8(m/sec↑2)ですので遠心力による力の影響は重力加速度の300分の1くらいで、ほとんど無視できます。そうすると
M = gR↑2/G
となります。g = 9.8(m/sec2)、万有引力の定数G = 6.67x10↑-11(m↑3/kg・s↑2)、地球の半径R = 6.4x106(m)を代入すると
M=6.0x10↑24(kg)
が計算できます。これから地球の重さは、60億兆トンととてつもなく大きいと分かります。
2026.07.21
今回と次回の2回に渡り「守破離(しゅはり)」という思想についてお話ししたいと思います。
1回目の今回はその守破離の「守」の意味と、価値についてです。
以前に退職した若手の退職理由に、「自分が思う(思い描く)ような開発ができない(させてもらえない)から」というものが、ずっと心に残っています。
もっと自分のアイデアを試したい、最初から裁量を持ってやりたい。その熱意や、成長を急ぎたいという気持ちは、私にも理解できます。
と同時に、「もっと彼らの思いを受けて何かできたのではないか」と、役員として少し悔しい気持ちが残ったのも事実です。
ビジネスに限らず、何かの世界で早く成果を出したい、オリジナリティを発揮したいと焦る気持ちは、誰もが通る道だと思います。
そんな時に、私が思い出した言葉があります。皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれない、「守破離(しゅはり)」という思想です。
物事をマスターし、イノベーションを起こすまでには「守」「破」「離」という3つのステップがある、という教えです。
「守」:先輩や会社の基本・マニュアルを徹底的に真似る
「破」:基本をもとに、自分なりの改善や工夫を加える
「離」:これまでの型を飛び越え、独自の新しい価値を生み出す
先の社員が求めていたのは、まさに「破」や「離」のフェーズだったのだろうと思います。
ですが、ここが一番大切なポイントなのです。「圧倒的な『守』の土台があって初めて、『破』や『離』が生まれる」ということです。
私自身の若い頃(仕事やスポーツにおいて)を振り返っても、最初は地味な基礎練習や、先輩のやり方の「真似」ばかりでした。当時は「もっと他に良いやり方があるのに」と生意気にも反発したくなる瞬間もありましたが、今になって分かります。あの時、徹底的に「型」を覚えたからこそ、後になって応用が効くようになり、ピンチの時にもブレない自分の軸ができたのだと。
基礎がないままオリジナリティに走ってしまうと、それは「型破り」ではなく、ただの「形無し(自己満足)」になってしまう危険があるのです。
今、皆さんや当社の社員のなかでも「もっとこうしたいのに、なんで基本ばかりやらされるんだ」と、もどかしさを感じている人がいるかもしれません。
でも安心してください。私たちが皆さんにまず「型」を覚えてほしいと言っているのは、個性を潰したいからでは絶対にありません。むしろ逆です。将来、皆さんが誰にも真似できない大きな「破」や「離」を達成して大活躍するための土台になる基礎的な力を、今まさに培っている最中なのです。
焦らなくて大丈夫。まずは今目の前にある「基本」を、誰よりもクオリティ高くこなせるようになってみてください。
その先にある面白いステージが見えてくると思います。
次回は、この続き。「守」をマスターした後の「破」と「離」――つまり、自分の力だけでなく会社を巻き込んでどうイノベーションを起こしていくか、という話をしようと思います。
どうぞお楽しみに!
2026.07.13
今年も我が家の庭で所狭しと野菜を育てています。
思えば35年近く野菜作りをやって来ましたので、そこそこベテランの域に達して来ているのではと思いつつ、なかなか上手く行かない事も多いです。
そしてこの時期、野菜の苗も育ちますが同時に草たちも倍速で育って来ます。
勿論、芋虫君達も容赦なく攻めて来ます。
併せて、果物には「ヒヨドリ」が大群になってやって来ます。
最初は「天使の取り分だから」なんて悠長な事を言って笑ってましたが、最近では笑えなくなって来ました。
あの「スズメ」でさえ、トウモロコシの皮をむいてつついて行きますし、「キタキツネ」も庭を通って作物の出来をチェックして行く始末。
まだ「クマ」が来ていないだけ良いですが、秋には鳥の餌台も設置してバードウォッチングを楽しんでいるくせに、この時期は楽しめません。
こんな猫の額ほどの庭でも、色々な生き物の日常があります。
私が住み始める前から生えていた「ミツバ」には今でも毎年キアゲハの幼虫が住み羽化して行きます。
蛾の幼虫(毛虫)は嫌われますが、キアゲハの幼虫は許されます・・・。
ほんとうに人間(私)って身勝手な生き物だと思いますね。
去年は暑かったので、ピーマン、パプリカ、シシトウ系列が良く出来ましたが、無農薬で新鮮な野菜の争奪バトルは今年も始まりそうです。
これから暑い日が多くなると思いますが、皆さんも熱中症にはお気をつけてお過ごしください。
2026.06.29
情報漏えい事故やサイバー攻撃が社会的な課題となる中、
情報セキュリティの重要性はこれまで以上に高まっています。
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は、
お客様や取引先からの信頼を守り、さらに高めていくための仕組みです。
だからこそ、情報セキュリティは管理部門だけが担うものではなく、
私たち一人ひとりが責任を持って取り組むべきテーマです。
ルールを守ることは重要ですが、それだけでは十分ではありません。
ISMSの目的を理解し、一人ひとりが主体的に取り組むことが大切です。
重要なのは、「なぜ、このルールがあるのか」を理解することです。
例えば、パスワードの適切な管理、画面ロックの徹底、資料の持ち出しルール、
メール送信前の宛先確認など、一つひとつは小さな行動に見えるかもしれません。
しかし、その積み重ねが事故を未然に防ぎ、お客様からの信頼を守ることにつながっています。
また、情報セキュリティを取り巻く環境は日々変化しています。
生成AIの普及、クラウドサービスの利用拡大、サイバー攻撃の高度化など、
新たなリスクも増え続けています。そのため、一度ルールを作れば終わりではなく、
継続的に見直し、改善していく姿勢が不可欠です。
ISMSも同様に、「運用して終わり」ではなく、「改善し続けること」に価値があります。
私たちは、お客様から「安心して任せられる会社」と評価され続けなければなりません。
その信頼は、社員全員の日々の意識と行動によって支えられています。
これからも、一人ひとりが情報セキュリティを自分自身の課題として捉え、
基本を確実に実践するとともに、改善を積み重ねながら、
会社全体の信頼向上につなげていきましょう。