このブログはホームページの鮮度を維持するために、役員で順番にテーマは何でもいいから書き続けようと
ということで始まりまして、いまだに続いているものです。私自身は社長退任した時に自分自身のそれこそ鮮度に疑問を感じまして、このブログメンバーから足を洗わせてもらいました。ところが今回相談役になりまして
周囲のどうせ相談役は暇なんだからなんかやってよ、という視線に耐え切れず思わず再開してもいいよ、なんていう言葉を発してしまいましてまた参加することになりました・・のでよろしくお願いします。
ところで今回はドイツのサッカーの帝王ことベッケンバウアーの言葉・・・強いものが勝つのではない、勝ったものが強いのだ・・・について一言申し上げたいと思います。私はサッカーはあまりファンとは言えない人間なんですが、これは1974年の西ドイツでのワールドカップの優勝時の言葉です。その頃の私は会社に1970年に入って営業マンのまだ下っ端でコンピュータの販売で苦労していたころでした。販売競争では他のコンピュータ会社とのし烈な競争、社内では同期入社とのいわゆる出世競争の日々で、要領の悪い東北出身の
サラリーマンにとっては、敗者にとっては言い訳無用よ、勝負事は結果がすべてよ、というこの言葉に何度救われたことか、のちに自分で会社を経営する立場に立ってもこの潔さは貴重な戒めとなりました。
これからこの変化激しいIT業界に生きていくわが社の社員にもこの潔さを大事にしてもらって、あと数十年後にしかわからない自分の勝敗のために日々をくよくよしないで生きていき、勝てば儲けもの、負けても運がなかった、ぐらいの気持ちで成長していただきたいと願っております。