仕事を進めていると、自分だけでは解決が難しい問題に直面したりすることがあります。
これは経験や立場に関係なく、誰にでもあることだと思いまし、
私自身も、日々の業務の中で判断に迷うことが沢山あります。
振り返ってみると、年齢や経験を重ねることで悩みが少なくなったというより、
悩む内容が変わってきたように感じます。若い頃は、自分自身の仕事の進め方や
技術的なことに悩むことが多かったのですが、立場が変わるにつれて、
プロジェクトや組織、人材育成、メンバーの健康や働く環境など、
より広い視点で判断に迷う場面が増えてきました。
中には明確な正解がない問題もあります。
そのようなときは、周囲の意見を聞いたり相談したりすることで、
自分にはなかった視点に気づかされることがあります。
また、私は自分と同じ考えや賛同する意見だけではなく、自分とは異なる意見や、
時には耳の痛い意見にも耳を傾けることを大切にしています。
経験を重ねるほど、自分では気づかないことや、見えにくくなることもありますので、
率直に意見を伝えてくれる人の存在は大切だと感じています。
もちろん、自分で考え、解決に向けて行動することは重要です。
一方で、「もう少し自分で考えてから」「もう少し様子を見てから」と
問題を抱え込むことで、解決が難しくなることもあります。
相談することは、「自分では解決できない」と伝えることではありません。
問題を早期に共有し、より良い解決策を見つけるための行動だと考えています。
そして、相談を受ける側の姿勢も重要です。
相談されたときには、まず話を聞き、何が問題なのかを一緒に整理する。
可能であれば、必要に応じて考え方や判断のポイントを伝えることが、本人の成長にもつながります。
「まず自分で考える。そして、必要なときには早めに相談する。」
「相談を受けたら、まず聞き、一緒に考える。」
相談する側、相談を受ける側の双方がこうした意識を持つことで、問題の早期解決だけでなく、
率直に意見を交わせる組織づくりにもつながるものと考えています。

