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経営ブログ

2017.05.29

李下に冠を正さず

執行役員 林 立晴

高校時代の漢文の授業で習った故事熟語に「李下不正冠」というものがありました。

す桃の樹の下で冠をかぶり直す仕草をすると、す桃を採っているかのような疑いを持たれるので、君子たるものはそのような行いは慎むべき、と習った記憶があります。

 

最近の政府のお偉いさん方はこの故事熟語をご存じないのでしょうか。

人の上に立つ人は、自分や身内だけが利益を享受するような行為を避けなければいけません。本人にはそんな自覚が無くても、一般人から見れば権力を握り、国内のあらゆる面で

優遇、尊重される立場にあるのですから当然だと思います。国家戦略特区という名称で、各種の制限、制約を撤廃し経済社会を活発にするという施策の目標設定は間違っていないのでしょう。ただし、ルールを勝手に作ってはいけません、そこに身内や仲間を巻き込んでもいけません。目標実現のための公平な判断、公正な手続きを疑われることになります。

 

法令に基づき圧力をかけたことは一切ない、と上位者が発言しても意味が無いと思います。審議をすべき公務員が圧力を感じたかどうかが重要だと思うのですが、不思議な話です。

「瓜田に履を入れず、李下に冠を正さず」、もし冠に手が掛ってしまったら、疑惑を持たれた行為をお詫びして、真相をはっきりさせることが君主の役割だと思います。

 

しかし今さらですが、漢文は結構役に立ちます。

 

2017.05.22

花屋の喫茶店

監査役 久末 博昭

 私は結構コーヒー好きで,朝に家で一杯,出社して会社で一杯,昼食時に一杯と,平日は平均三杯は飲んでいます。コンビニ・コーヒーが普及したせいか,喫茶店でコーヒーを飲む人が,以前と比べてずいぶん減ったと言われています。しかし私の場合はひざが悪いせいで1時間以上歩いたり,立ったままの姿勢でいると膝に疲れが貯まってつらくなり,座りたくなってついついドトールコーヒーのような手軽な喫茶店をよく利用します。どちらかというと膝を休ませるための休憩タイムという理由です。 

 それが最近,別目的で喫茶店を利用することが増えてしまいました。それは定期的に通う街に,帰りの電車を待つために時間つぶしに使う喫茶店ができたせいです。 

 某スーパー内の花屋の片隅につくられた場所で,2人席のテーブルが5つ程度あるだけの,狭いコーヒーコーナーといったスペースです。コーヒーは紙コップ入りで200円,おやつ用にドーナツも売っています。花屋ですが,客の出入りはまばらで大変静かです。スーパーでの買い物帰りに一服するお客が時々来店する程度です。場所は1階で大きな窓があり,外を歩く人が良く見えます。もちろん外からも内部がよく見えると思います。 

 ある土曜日の午後3時半頃に,私はこの喫茶店を訪れてコーヒーを飲みました。外は春とは思えない霧雨がふり,遠くの山が霞んで見える肌寒い日でした。窓の外には,冬のクリスマスの名残のようなツリーにイルミネーションがキラキラ輝いていました。椅子に座ってボンヤリ考えていると,この場所は若い恋人達が別れ話をするにはちょうど良い場所だなと思いつきました。もしかしたら映画とか小説の一場面として使えるのではないか。さびれた町の片隅の花屋の喫茶店が青春の1ページを飾るのではないか。・・・・妄想はどんどん拡がっていきます。

 

 でも覚めたコーヒーを飲んだら急に現実にもどり,ミニノートを取り出して来週のTO-DO-リストを書き始めました。中途半端な待ち時間を,瞑想と妄想の時間にかえる花屋の喫茶店は,大事な場所になりました。

2017.05.15

エイジシュートはいつ?

代表取締役社長 長澤 康夫

今年の円山公園の花見も終わり、北海道神宮周辺はこれから学生の野球やらテニス、陸上などのスポーツ満載の時期となります。新緑に若人の歓声を聞くと、ああまた最高の時期が来たなあ、とうれしくなってきます。

  先週はお客様が東京、名古屋、福岡からいらっしゃってゴルフの真剣勝負を行いました。地元の私としては見本となって、さすが!と言われるラウンドをしようと密かに誓ってはいましたが、結果はまだまだ甘い結果でした。このままでいくとエイジシュートにはあと20歳必要ということになりましてこれからは寿命との戦いとも遭遇していく羽目になっています。せめて82位でと目標設定したと
 してもあと12年、ホールインワンもまだ未体験ですからなんとか実現して納めた保険金を取り戻さなければならないし・・・・なんて考えると先は大変ですが、まあこれから寿命100歳時代にもなってきますから焦らずじっくり神頼みで行くしかありません。

  話題が突然変わりますが、先日、もし自分が生まれ変わるとしたらどういうスポーツ適性が欲しいか? という議論をしたことがあります。私は即座に100メートル走と答えました。昔から足が遅く、徒競争がこの世で最も苦手な種目でしたから、足の速い人がずっとうらやましく育ってきました。高校の柔道部時代に校庭を何周もしたあとに、最後の直線ダッシュを命令されます。これで同期で最下位になるともう一周の罰ゲームが待っていました。私はその候補者の一人として同期から期待されていて、最後のダッシュのときの友情のかけらもない生存競争に負けることが結構ありました。そんなのんびりやが大学生で上京し、朝の山手線に乗らなければならない時はただただ驚きでした。

  自分のゴルフ人生は50代前半がピークでしたが、でもさすがにそのころはエイジシュートの対象ではありません。それがこれから一歳年を重ねるごとに可能性が増加していくわけですから、人生というのも考え方次第でまんざらでもないかもしれません。
 まあ、徒競争で最後尾になっても元気で完走できたらいいかもしれませんね。物は考えかた次第っていうことなんでしょう、きっと。
  

2017.05.08

『外を走れば蛇にあたる・・・』

取締役 高橋 俊一

皆さん、GWは、如何お過ごしでしたでしょうか?
札幌も好天に恵まれて、夏日に近いくらいの気温になった日もあり、桜の花も満開で、
本当にお出かけにはもってこいの行楽日和の連休でしたね。
 
私はというと、この5月から本格的に外RUNにはいりました。
天候にも恵まれ、このGWで約110Km程走り込んだでしょうか・・・
私の場合、一年を通してもこれだけまとまって毎日走ることがないので、とりわけ走り込みの合宿といったところです。
 
半年ぶりのロードワークに心も躍ります。やはり外の風や空気を感じながら走れるのは最高に気持ち良いです。
ホームコースであるサイクリングロードを北広島方面に向かって走るのですが、途中、ウグイスの「ホーホケキョ」
の鳴声を聞きながら快調にとばします・・・・おのずとペースもあがります。
サイクリングロードも厚別の住宅街を抜けて北広島に近づくと自然も豊かになってきます。
道幅2.5mくらいの道を走るのですが、途中、蛇に2回出会いました・・・
体長1mくらいの小さなやつですが、歩道の半分近くを占めているので、意外とびっくりします。
昨シーズンは、シーズン通して2回しか遭わなかったのですが・・・・今年は、このGWで早2回。
蛇の当たり年かもしれません、決して藪蛇にならない事を祈りつつ、むしろ縁起が良いかなぁなどと思いながら走っていました。
(ちなみに私は巳年の生まれですし・・・・)
 
連休明けの今日は、おかげで脚と腰が、結構張っています・・・・日焼けで顔や首筋も真っ黒になりました。
やっと私の2017RUNシーズンがスタートといったところです。
また目標に向かって、今シーズンのRUNを思う存分楽しみたいと思います。

2017.04.24

藤井聡太くん

執行役員 林 立晴

14歳のプロ棋士である藤井聡太4段が、プロの公式戦で13連勝を飾って新聞記事になりました。真剣勝負を行うプロ同士の戦いにおいて10連勝以上ということはあまり多くありません。それを14歳の中学生が達成したのですから、皆が驚き、将来の名人候補と呼ばれるのも納得がいきます。また今朝のニュースでは非公式戦ですが、羽生3冠に勝ったということで話題になっています。

 

調べてみると、昨年プロの公式戦で年間勝率が7割を超えた人は8人しかいませんでした。

プロ棋士は170名ほど存在していますので、約5%ということになります。

ちなみに、羽生元名人は5割5分、谷川九段は4割、佐藤康光九段は4割8分という成績だったようです。年齢が高くなると高勝率をキープすることは厳しいようです。

2人で戦い、どちらかが勝てば必ず片方は負けるわけですから、勝負の世界で勝率7割というのは断然強い!頭1つ抜けでた強さなのでしょう。天才と言われる所以です。

 

現在、将棋も囲碁もコンピュータが発達してきており、プロ棋士が負け越すことが当たり前の時代になってきたようです。何10万局分の棋譜を蓄えており、自分の中で対戦を繰り返し学習機能まで備えているので、人間が勝てる時代は終わったと言えるのかもしれません。

 

しかし、人間同士の戦いではその人の個性があり、まっすぐに勝ちを目指す人や、じっくりと構えて相手のミスを誘発させるような棋風の人もいます。またいわゆる定石系が好きな棋士や逆に力将棋を得意とする棋士もいます。そんな個性豊かなプロの中にあって、中学生の藤井4段がどこまで伸びていくのか、強くなるのかが楽しみです。18歳になる前に名人となることを期待しています。