HOME  > 経営ブログ > 執行役員 林 立晴 > 将棋と囲碁

経営ブログ

2018.03.05

将棋と囲碁

執行役員 林 立晴

 

将棋の羽生善治さんと囲碁の井山祐太さんが「国民栄誉賞」を受賞しました。

名誉なことなので、批判するつもりは無いのですが、何故この時期に? 何を根拠として?

と疑問を感じることもあります。

それは別にして、囲碁も将棋も頭脳ゲームという意味では似通っています。日本国内の競技人口では将棋の方が多いようですが、囲碁は中国、韓国、台湾で多くの競技者がいて、全世界では囲碁人口の方が多いと思われます。

 

将棋は日本独自で発達したもので、ゲームの趣旨は「早く敵の王様を詰ました者が勝つ」ということです。これは西欧のチェスも同じなのですが、将棋の独自なルールとして

敵の駒を取った場合には自分の駒になる、ということがあります。

僕の知っている限りでは、こんなルールを持つ頭脳ゲームはないと思います。

全くの想像ですが、将棋ができる初期段階で、王様(主君)を守る武士たちを捕虜にした際に、皆殺しにせずに自分の部下になるよう口説いた文化があるのでは、と思います。

敵の戦力が減少した分、味方の戦力が増強できるのですからその差は歴然です。

また、将棋の駒には、王将以外に、金、銀、桂馬、香車、歩、飛車、角といった7種類の駒があります。個性的な7種類の駒をどのように使うかが、勝敗を決することになります。

 

一方、囲碁には黒石と白石という敵・味方の区別しかありません。それぞれの石は個性を持たず、どこに配置するかが勝敗を決する(陣地を確保する)ことになります。

中国の広い国土で、何万人もの兵力を用いて敵と領土の獲得を競う、これが囲碁の起源なのかな、と想像してしまいます。

 

応援していた女性の、里見香奈さんが奨励会で負け越してしまい、退会することになりました。プロ棋士になることができませんでした。将棋界には女性のプロ棋士は誕生していません。早く天才女性が現れることを期待しています。