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経営ブログ

2017.07.18

ザ・ラストシップ

監査役 久末 博昭

今回お勧めする海外TVドラマは,いわゆる戦争映画のアクションとウィルス感染パンデミックのパニックが混在したドラマです。米国で2014年に放映され,シリーズ3(全36話)で2016年に終了した比較的新しい作品です。舞台はアメリカ海軍の駆逐艦「ネイサン・ジェームス」で,主人公は艦長であるトム・チャンドラー中佐です。私はようやくシーズン2まで見終わりました。シーズン3はまだDVD化されていません。

 
 駆逐艦が極秘任務のため無線封鎖状態で北極海に4ヶ月間いた間に,世界中で致死率100%の新型ウィルスが蔓延して何億人もの人々が亡くなり,都市は廃墟となり無政府状態となってしましました。この人類最大の危機に際して,世界中で唯一ウィルスに感染していない駆逐艦の乗員200名と一人の医学博士が,艦長のリーダーシップのもと,数々の困難をのりこえてワクチンをつくり,感染している病人を救い,人類再生の道をみいだすというのがメインストーリーです。
 
 このドラマの魅力の一つは,駆逐艦の圧倒的な存在感です。アメリカ海軍全面協力のもと実際の駆逐艦「ハルザー」などが撮影に使用されているそうです。艦内の様子はリアルで,見続けていると自分が艦内を歩きまわっているような気がしてきます。また武器や電子装備も最新鋭で,最近の駆逐艦はここまでやるのかという驚きが一杯です。砲撃もピンポイントで,沖合から上陸して戦闘している隊員たちの援護射撃をしますが,きっと現実でも最新鋭の武器なら可能なのでしょう。
 
 艦長のリーダーシップも見どころの一つです。アメリカ海軍という軍隊で部下の命を預かるリーダーの立ちふるまいに製作者は理想のリーダー像を重ねています。いくつかの試練のなかで妻をなくし,部下を戦闘で失いながら,医学博士に協力してワクチンの製造と配布に命をかける姿は,昔からアメリカ市民が好むヒーローそのものです。こういうドラマは結末がハーピーエンドになるはずなので安心して見ていられます。
 
 軍艦といえば,わたしも子供の頃,市民見学コースで海上自衛隊の護衛艦にのって,室蘭港の周辺を回った事がありますが,すごい揺れでたちまち船酔いを起こしてしまい,早くおろしてくれと願っていた思い出があります。
 
 規律が全てを支配する米国海軍という環境で,毎日海を眺めてという軍艦での暮らしとはどんなものか,ちょっと興味をわかせてくれるドラマです。