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経営ブログ

2016.04.18

新聞

執行役員 林 立晴

東京大学の入学式で、学長が「新聞を読んでください」と訴えたそうです。驚きますね。

大学生の新聞読書時間は3分で、スマーフォン利用は2時間だそうです。

カップラーメンを待つ時間しか、新聞は読まれていないようです。

新聞社の友人に聞いたところでは、就活で新聞社を訪問する学生ですら約半数が新聞を購読していないそうです。情報はスマホで見れば良くて、お金を払ってまで入手する必要性を感じていないようです。

確かにスマホでYahooニュースを見れば、その日の話題になったことがすぐに出てきます。

画面の上にならんでいることが重要だと聞きました。基本画面には8トピックが挙げられており、14文字程度の見出しが現れます。上位に並んでいると"クリック"される可能性が高く、記事全文を無償で読むことができるわけです。

 

ここでは何が重要かではなく、興味を引く話題は何か、どうやってクリックしてもらえるかが勝負です。意地悪く言えば、見出しで人を引き付ける「情報操作された世界」です。

東京大学の学長が言うように、広く世界で起こっていること、国内で問題になっていることなどを考えることを放棄して、Yahooだけ見ていても深い洞察は起こりません。

 

今、新聞に毎月4000円を払う必要性があるのかどうか、が問われているのだと思います。

情報はタダなのでしょうか、タダで内容の濃い記事を読むことができるのでしょうか。

お金を払ってでも"読みたい"と思われる記事を掲載し続けることが新聞の使命なのではないかと思います。