７月の第１週の金曜日の夕方、いつもなら週末を目前として楽しい時間となるはずが何故か
体調が悪く家に直行、高熱と下痢に襲われひたすら花金の夜は寝るだけの苦行が待っていました。
翌日の朝に内科に行ったところﾉﾛｳｲﾙｽとの診断、お客様主催のｺﾞﾙﾌｺﾝﾍﾟも欠席の失礼をしでかし、
最悪の週末となりました。医師の診断ではｳｲﾙｽの感染場所の特定は難しく、どちらかというと
ｳｲﾙｽにやられるその時点での体調、体力が問題との指摘、なるほど自分としては疲れて弱ってたか
も知れないなあと日頃の生活態度を大いに反省させられる事件でした。

　それにしても人間ちょっと体調悪いときには急に弱気になり心の余裕も失われて、なんと情けなく
なってしまうのか、大病への免疫力のない自分の老後（・・もう充分老人ではありますが・・・）を思うと
心配になります。そんな時、人生９０年になっていくこれからの人生をどう生きればいいのか、という
ｾﾐﾅｰに出会いました。

　究極の理想をﾋﾟﾝﾋﾟﾝｺﾛﾘ（PK)だとすると、ｺﾛﾘの直前までどう自分が「自立」出来ているか、世間が
何を言おうが、どう思われようが、体と心の自立を維持することが大事だというお話でした。
そうか、自分の中では先輩方が歩まれているｽﾃｯﾌﾟを、自分も同じように何ら疑問を感じないで歩むん
だろうなあ、ぐらいにしか考えていない我が老後を、人とは大いに違っていて、真から個性的で、いわば
全くの自分流で考える、そんな老後を設計するのもなかなか面白いかなあ、と気付かされました。

　　例えば９０歳まで、仕事する、いやｺﾞﾙﾌする、いやｽｽｷﾉに行く・・・こんな目標はすでに現実には普通に
実行されてますから、これ以上の個性的な目標とはいったい何でしょう。まずはこれから自立して生きていく前に、
自分の生涯への目標設定みたいなものがどうも必要のようなんですが、まったく日頃その辺のことは
何も考えずに、毎日飲みたいｱﾙｺｰﾙを飲みながらも減量のためのｳｵｰｷﾝｸﾞをしては疲れて眠る、全く
「自立」とは程遠い日々なわけでして・・・・ｳｰﾝまたﾉﾛｳｲﾙｽにやられるかも知れませんね、ﾏｯﾀｸ。