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経営ブログ

2012.10.15

パターイップス病克服策

代表取締役社長 長澤 康夫

 先日のゴルフでしばらく治っていたパターのイップスが再発しました。前半のラウンドはおかげで散々でした。そこで後半に考え方を変えて、短い距離のパッティングは入らなくてもいいや、もうスコアメイクもなるようにしかならないんだからアクセクするのはやめよう、と決めました。そうしたらなんと私にとっては革命的なパット数、勿論少ないパット数でラウンドすることが出来ました。

 よく考えたら人生は自分で自分の首を絞めていくことがたくさんあるような気がします。イップスなどはその代表的なものなんでしょう。私の幼少のころを思い出しますと、駆け足は遅く、運動神経にも格段恵まれることがなく、鉄棒の逆上がりもやっとの思いで出来た私が、ゴルフで突然開花するという仮説には所詮無理があったといわざるを得ません。

 小学校の通信簿のコメント欄には、人が良くてのんびりな大器晩成型、といつも書かれていました。先生の予言が当たるとすると、もう人生の晩(?)になるのに大成できていないのは何故なんでしょう。実は今回のゴルフでそれがやっと解明できました。自分で高過ぎる目標スコアを設定し、一打一打にプレッシャーをかけて、最後の短いパットで自滅していく、典型的な自分で自分の首を絞めていました。

 小学生時代で一番嫌いだったのは、運動会の徒競走でした。毎回走るチームには必ず一人か二人は転ぶ人がいるので、私は転倒さえしなければ最下位は免れていましたが、よく考えたらいわゆる運動会のヒーローとは全く無縁な運動神経のない小学生でした。そして高校までは釜石の両親の愛情のもとでぬくぬくと育って、のんびりやの大器晩成型そのものでしたが、それから東京の大学に行き、外資系IT会社の営業をやり、いまやソフト会社の経営者・・・
 
人生のイップスにならないようこの辺でちょっとばかり自分の目標設定を身の丈にあったものにしなければ、とゴルフ帰りの車の中で、ひらめきといいますか、悟りとでもいいますか、ちょうど霊園の中を通るので仏様のお口添えもあったような気がしました。

 ゴルフの話題から人生論へちょっと飛躍しましたが、因みにイップスに悩んだ前半のパット数は22、考え方を変えた後半のパット数は12でした。

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