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経営ブログ

2010.05.10

ソフトウェア開発の現場から~医療(その2)

常務取締役 中村 透

ゴールデンウィークも終わりましたが北海道の5月は行楽には少し季節が早いですね。今年は4月の寒さに比べればゴールデンウィークは天気には恵まれたと言えますが、それでもまだ寒く改めてそんな思いを強くしています。先日、政府から分散連休の案が出されましたね。内容に批判も多かったしその後、具体的にどうなっているのか、実現するのかしないのか、は解りませんが、案としては悪くないのになと個人的には思っています。毎年6月になると『北海道の6月は良い!気候的には最高!』と叫んでいるような気がしますが、6月には祝祭日がないですもんね。ここに連休があると良いなと分散連休の報道を見ながら思っていました。

さて、ソフトウェア開発の現場から~医療(その2)です(2010/2/15からの続編)。
今回はコミュニケーションの大変さについてです。

・部門間の調整が大変である。
システムが複数部門(医師・看護師・薬剤師・等々)に関わる場合、操作性・有用性・運用について利害の対立は、当然あると思われます。SEとしては、部門間を調整しなければいけません。ただし、各部門とも何年間も思案を重ねて現在の運用や安全管理対策を行ってきたわけで、それを変えることは、なかなか容認してもらえる事ではないのです。
一部門が使用するシステムであれば、ある程度システムを運用に併せることも可能ですが、運用の対立はどうしてもシステム変更では対応できない場合が多いのです。
こと、安全管理という観点では、立場の弱い部門が強い部門に運用を併せるというような、単純な解決方法はとれません。
医療の現場に携わった当初は、そのような認識が無く、言われるがままの設計を行い、結局はシステム運用開始に至らなかったという、辛く情けない経験があります。SEは各部門の運用・安全管理、そして医療知識を理解し、複数部門をファシリテートする技量が必要だと、いまだに痛感しています。

次回は医療その3(命にかかわるシステムである)がテーマです。

そうそう。前回(2010/4/1)の最後に書いたゴルフのデビュー(今年のですが)やはり
『二兎を追うものは一兎も得ず』の結果なりました。そんなに甘くはなかった。(悲)